ワーキングマザーに求められるのは、長距離走的な仕事の仕方なんじゃないだろうか。

ワーキングマザーのみなさんは、家庭責任のかなりの部分をほぼ一人で担ってていることが多いと思います。
それつまり、仕事以外にも、お迎え、食事、お風呂、寝かしつけ、洗濯、・・てな膨大な定例タスクが家で待っている、ということです。
これらを、毎日、しかもそれなりの時間がとられます。

とうことは、どんなに仕事が佳境であっても、ある一定の時間しか仕事に割くことができず、タイムリミットが来たら終了させざるを得ないということであり、「今日は忙しいから夜までやる」とか、「今日はもうちょっとやりたい気分だからやる」とかいうことは、できません。

で、スポーツには詳しくないので全然間違ってたこと書いてたらアレなんですが、

これって、長距離走的なやり方なんではないか、と。

長距離走るときって、下り坂だからスピード出そうとか上り坂だからペース落とそうとかじゃなくて、なるべく一定のラップを刻んで走ったほうが、結果的には疲れにくいしタイムもあがりますよね?たしか。

忙しくても忙しくなくても毎日決まった時間に帰るというのと、似てるのではないかと。


そう考えると、毎日タイムリミットが決まっているということも、そんなに悪いことではない気もしてきます。ラップが決まっているという意味で。

同じラップで毎日毎日やり続けているうちに、だんだんとタイムがあがってくる(=一定時間内に出せるアウトプット量が増えてくるとか質が上がるとか)ってこともあるかもしれません。


「時間が足りない」「もうちょっとやりたいと思うときでもできない」という歯がゆさは非常によくわかります。

でも、職業人生を長いスパンで捉えたときに、長距離を完走できる働き方を身に着けておくのはけして悪いことではないような気もするのです。

というか、そうであってほしいです。