テイク・ディス・ワルツっていう映画を観た。(以下、壮大にネタばれ。)一言で言うと、「人妻が不倫する話」なんだけど(笑)結婚5年目の主人公は、ハンサムではないけれど優しくて愛し合ってる夫と仲良く暮らしているのだが、旅先で出会った超イケメンとち…
子どもは何人がいいの?といっても、そもそもそんな選択肢が無い場合もあるわけですが、子どもが2人になってみて1年半近くたった時点での私の感想。我が家は男の子2人、5歳と1歳です。 現時点では兄弟のかかわりあいはそれほど多くはありません。 1.…
前回記事にて、ワーキングマザー生活は長距離走的な働き方が求められる?ということを書きました。以下は、あなたが、働き方や時間を(多少なりとも)選べるという恵まれた立場にいるという前提での話になりますが、家庭においてそれなりの量のタスクをこな…
ワーキングマザーのみなさんは、家庭責任のかなりの部分をほぼ一人で担ってていることが多いと思います。 それつまり、仕事以外にも、お迎え、食事、お風呂、寝かしつけ、洗濯、・・てな膨大な定例タスクが家で待っている、ということです。 これらを、毎日、…
新年度になり、新たに仕事を始めたり、子どもがお弁当を持っていくようになったり、というご家庭は多いと思います。というわけで考えてみました。 そもそも、「毎日家族に食事を提供する」というタスクはどのような工程をたどっておこなわれるのでしょうか?…
本日は、「親になったわたしたちのためのキャリア勉強会」に参加してきました。主催者さん、まったくのボランティアにもかかわらず、さすがプロ!という内容で、、正直言って予想をはるかに超えるレベルでびっくり。かぶりえさん、本当にありがとうございま…
将来は専業主婦になって子どもは2人、というのは、今の若い人たちの間でもよくある願望らしいです。これを聞いて私が純粋に疑問に思うのは、専業主婦になりたいと思ってるひとたちは、専業主婦とはどういうお仕事だと思っているのだろう?ということです。…
前回記事にて、家事などの不払い労働に従事せざるをえない状況に追い込まれたくなければ稼ぐべきだ、という話を書きました。これは事実なのかもしれませんが、個人的にはあまり納得がいきません。第1に、家事や育児や介護などは、人が生きていく上で必要と…
前回、前々回と、いまどきの「孫育て」ができる祖父母とはどのようなひとたちか、そしてそのような余裕のある祖父母世代は次第に減っていくのではないかということを書きました。では、余裕のある祖父母世代がいなくなったそのとき、育児は誰が担うのでしょ…
前回記事では、孫育てできる祖父母とはどういった人たちなのか、そして、孫育てできる余裕のある祖父母が今後減っていくのではないか、ということを書きました。これを読んで、あれ?と思った方、いるはずです。昔の方が三世代同居は一般的であり、祖父母が…
現代の子育て、とくに共働き家庭やシングル家庭の子育てにおいては、「実家など、頼れるものは頼って」子育てするのが当たり前、とされているような気がします。その証拠に、「育休とか時短とかとって会社に甘えるな」とか言う話は聞きますが、「いい年して…
よく、ありますよね。例えば、年上女性から若い女性へ。「今の若い女性は男女平等が当たり前だと思っている。私が若い頃は女性はまともな仕事をしてもらえなかったんだから、育休とか時短とか言ってないでもっと働け」とか。 例えば、年配男性から若い男性へ…
認可保育園の内定発表の季節です。悲喜こもごもの季節です。私も、次男の今の預け先が決まるまで紆余曲折ありましたので、なかなか決まらないときのいやーなかんじ、すごく分かります。気持ちのもっていきようがないんですよね。なんとしても復職するぞ!仕…
前々回、前回と、「『子育て』という経験に過剰に意味を与えてしまうのだが、それは、子育て経験によって得られるものとしては実利的なメリットがあまりなく精神的なメリットに偏っているからではないか」、そして、「そのように精神的なメリットが強調され…
前回の続きです。現代の子育ては、物理的なデメリットが結構が多いのだが、一方で、精神的なメリット面が妙に強調されているのではないか?ということを書きました。引き換えにするものが多い分、精神的な価値(ていうか、メリットっっぽいものってそのくら…
タイトルのようなことを、自分に対して、最近ちょっと思っています。 いまどき、家の跡取りとして子どもを育ててるわけでもなく、将来介護してもらうことをあてにしてるわけでもありません。けれど、子どもがいると自分の時間はなくなるし(究極の暇つぶし!…
先日NHKで放送されたクローズアップ現代は「卵子の老化」。 内容はこちらにありますとおり、加齢に伴って卵子が老化し子どもができにくくなりますよ、というお話だった…らしいです。らしい、というのは実は私も見ていない。しかし、ツイッターでは一時ホット…
前回記事に引き続き、子持ち共働き家庭の運営について考えてみたいと思います。 はたして、家事にはどのくらい時間がかかるのか。家事時間については各種統計がありますが、例えば国立社会保障・人口問題研究所の「第3回全国家庭動向調査」を見ますと、平日…
そろそろ保育園の内定も出はじめる季節です。四月からはお仕事!という方は、具体的にどうやっていこうかと頭を悩ませているころだったりします?そこで考えたいのは、時間配分です。どうやったら一日がまわるんでしょうかねえ。 まず、大前提として、「一日…
続きです。産後に私がこんなことに驚いたということを列挙し、(この記事案外反響ありました) なぜ、産後の現実が非経験者にはあまり知られていないのか、 その原因としては、「公」に対して「私」を軽視する考え方がありそうだ、でもそれでいいんだっけ?…
前回記事にて、産後の生活ってこんなかんじなんだよということがなぜこんなにも知られていないのか、ということを書きました。もうすぐ産後生活に突入することが分かっている妊婦ですら産後はじめて現実を知り「え?」となるのに(前々回記事参照)、妊婦以…
前回記事にて、出産前に知らなくて出産後に驚いたことはこんなこと、というお話を書きましたら、そうそう!というご意見をいくつも頂きました。で、前回記事の最後にもちらっと書きましたが、よく考えるとこれ、なんかちょっとおかしいのですよね。こういう…
もうすぐお子さんがうまれる友人と話していて、出産後の生活がどんな感じかを伝えるのって案外難しいなあと思いました。自分としてはもう過ぎたことで当たり前のことになっちゃって、忘れちゃうんですよね、知らなかったときのことを。というわけで、自分の…
最近、身内の不幸や子どもの病気があって、会社を休まないといけないことがありました。で、考えたのですが、上のような事情の有無はともかくとして、そもそも休暇を取りやすい職場とはいったいどういう職場なんでしょうね。私が思いついた条件を以下にあげ…
さて、意図せずして連載となってしまったこの話題もいよいよ大詰め?です。最初に、ワーキングマザーは本当に少数派なのかを検討し第二に、実は少数派とも言い切れないワーキングマザーがそれでも少数派と感じてしまう理由として考えられることをあげました…
前回の記事で、ワーキングマザーが自分たちを少数派と感じる理由として考えられるものを4つあげました。 ここでは、>4.自分と同じ感じで働いている人がいないに着目して考えてみたいと思います。前回も触れましたとおり、私の身近なところでは、フルタイ…
前回の記事につき、いろんなご意見も頂きましてありがとうございます。それも踏まえて考えてみました。 1.職種や地域による偏在? 職種や地域により、ワーキングマザーが多く存在するところと少ないところがあるのではないか? たしかに、私の職場はもとも…
二つ前の記事で、働くママはまだまだ一般的な存在ではないというようなことを書きましたら、contractioさんより、働くママは数の上では少数派ではないですよね、というコメントを頂きました。そうなんですよね・・・私も、書きながらそれは気がついてて、ま…
「女性の就労」とか「ワークライフバランス」とか「少子化」とかについて考える勉強会的なことをしたいなーってちょっと考えています。私自身は学生時代、文化人類学とか社会学とかジェンダー論みたいなものはちょっっとだけかじったので、(ちなみに当時は…
このブログでは、育休ネタ復職ネタでいろいろ書いていますが、はっきりいって、育休なんてとれるのは、そしてなおかつ復職できる女性は、割合としてはけして多くはありません。育休とりたかったのにとれなかった、復職したかったのにできなかった、そもそも…