子育て家庭において、「毎日家族に食事を提供する」というタスクはどうすれば軽くなるのだろう?

新年度になり、新たに仕事を始めたり、子どもがお弁当を持っていくようになったり、というご家庭は多いと思います。というわけで考えてみました。


そもそも、「毎日家族に食事を提供する」というタスクはどのような工程をたどっておこなわれるのでしょうか?
家で食事をする前提で考えて見ましょう。

(1)メニューを決定する
前日のメニューやら、給食のメニューやら、翌日のお弁当への使いまわしやら、家族の好みやら、冷蔵庫の中身やら、栄養バランスやらを考慮して、総合的判断。

(2)買い物をする
冷蔵庫にあるものをチェックし、足りないものをリストアップし、買い足す

(3)材料の下ごしらえをする
洗う、皮をむく、切る、ゆでる、下味をつける などなど。

(4)調理する
煮る、焼く、炒める、揚げる などなど。

以上です。

では、一番負担になっているのはどこか?
それは人によって違うかもしれません。

(1)だというひとは、決まったメニューどおりに材料を宅配してくれるサービスとか利用するといいのかもしれません。

ちなみに私は(2)です。買い物嫌いなので、生協と週末のまとめ買いですませて、平日は買い物しません。
生協は、根菜類や牛乳、卵、お米、冷凍の魚肉類など、日持ちするものやいつも必ず必要になるものを買い、それ以外のものを週末に買うような感じです。

(3)が嫌という人は、切ってある野菜とか切ってあるお肉とか使えばいいのではないでしょうか?切る手間が省けるとだいぶちがいますよね。

(4)については、「何々のたれ」的なものを使ってみたりするといいのかもしれません。また、圧力鍋や保温鍋のようなものを使うと、調理にかかる時間を短縮することも可能です。



と、いろいろ言ってみても、上記4つのうちで一番面倒なのは、結局(1)なのではないかという気もします。
「なににしよう」と悩みはじめて決まらないことには、以下の工程に進むことができませんし。


ちなみに私の場合は以下のような感じで献立を組み立てます。


まず、買い物の時点では献立はあまり決めず、そのとき安くておいしそうなものを買います。ただし、同じカテゴリの野菜ばかり買わない(例えば、青菜ばっかり買わない)ようにだけは気をつけます。1週間分献立たてよう!とかはまあ、無理です、私は。

で、冷蔵庫の中身を見ながら日々献立を決めていきます。
(ですので順番としては、(1)と(2)が逆になります。)

具体的に言うと、例えば、

1.まず、メインとなる魚肉類と野菜を決めます。
魚肉類は、牛肉、豚肉、鶏肉、魚・・・ みたいにローテーションさせます。
野菜は、冷蔵庫のある使いたいものをなんでも。

2.魚肉類×野菜の組み合わせで、メインを決定します。
自力で思い浮かばないときはもちろんネットと相談です。

3.上記メインで使用しなかった野菜カテゴリから副菜を考えます。
メインが淡色野菜だったら、緑黄色野菜とか芋とかってことになります。これで副菜1が決まります。

4.メインでも副菜でも使わなかった野菜カテゴリの野菜、又は、野菜以外のカテゴリで副菜2とか汁物とかを作ります。
もし、メインが淡色野菜で副菜1が緑黄色野菜だったら、副菜2や汁物に入るのは芋類や豆類や海草類です。

…とここまでできる日も、できない日もあります。
もちろんこれと逆のルートをたどることもあり、昨日作った副菜1や週末作った副菜2とかがあまっている状態からスタートすると、メインはあとから決まったりすることも。

いったん、「家にあるもので作る」と決めると、作れるものはきまってくるので、自然と献立が絞られることになります。
ですので、(1)がニガテというひとはこういう方法をとってみるのもいいのかもしれません。
ただし、

・冷凍庫に冷凍の魚肉類があり
・冷蔵庫に野菜やきのこなどがあり
・乾物類そこそこそろっている

ことなどが必要ですが。

と、恥を忍んで大公開してみましたが、みなさんはどんな風にやってるのかな?