里帰りする・しないもそうだけど、負荷分散も考えたほうが。

最近は里帰り出産しない人も増えている、という記事を読みました。
妻が妊娠後期に実家に帰って出産、そのまま1ヶ月くらい滞在する「里帰り出産」。
少なくとも私の周りで第2子を出産している人に限って言えば、確かに、里帰りしてる人のほうが少ない。
私も、1人目のときは里帰りしましたが、2人目のときは里帰りしませんでした。

で、どうしてたかというと。

長男はもちろん保育園。
夫は、私の入院中は早めに帰宅させてもらい、退院日から4営業日ほど配偶者出産休暇を頂いてお休みしました。
夫が出社するのと入れ替わりで、義母が遠方から泊りがけで1週間ほどきてくれました。
義母が帰宅したあとは、実母がときどきご飯をもってきてくれたりしました。
長男のお迎えは、義母が帰ったあとはファミリーサポートさんに。たまたま1ヶ月間同じ方におねがいすることができました。朝の送りは夫がしてました。
お掃除については、週2回家事代行をお願いしました。

とこんなかんじで。


結果的にいろんなひとにいろんなことをお願いすることになりましたが、これがよかったのではないかと、後になって思いました。

里帰りするとなると、実家の母に全ての負担が集中しがちで、その結果、お母さんががんばりすぎてすごく疲れちゃうとか、最悪の場合倒れてしまうということもありえます。

そういう意味では、里帰りしないにしても、実家の母に来てもらうことだけを当てにしていたり、夫のがんばりだけをあてにしていたりするのも同じことかなと。

そのひとになにかあった場合にあっという間に回らなくなってしまいます。

そう考えると、いろんな人にちょっとずつお願いしておく方が、リスク分散にもなります。

そして、人には得意なことと不得意なことがありますので、得意なことをお願いするとなおいいです。
お料理好きなひとにはお料理を、お掃除好きな人にはお掃除をお願いする、というように。


ちなみに、実母には、食事の差し入れをしてもらったり結構いろいろやってもらったのですが、それでも、「なにも手伝わなくて悪いわね」といわれました。

娘(もしくは嫁)出産というイベントにおける「手伝わなければ」プレッシャーというのはすさまじく強いのだな、と思わされた一言でした。

百歩譲ってそういうことが大好きならまだしも、そうでもない場合はキツイですよね。

長く主婦やっているからといって、家事育児大好き、人のお世話が大好きとは限らない。

自分が20年後30年後に手伝えと当たり前のように言われたら、できるか?

正直嫌かも、とちょっと思う。

今まで世の中全般的に、専業主婦という無償の労働力に甘えすぎてたんじゃないかな、という気もしてきます。

最近は、自治体でも、産褥ヘルパーなどのサービスを安く提供しているところもあるので、調べてみるものいいかもしれません。