考え事

専業主婦って、「誰にでもできる簡単なお仕事」じゃないよね?

将来は専業主婦になって子どもは2人、というのは、今の若い人たちの間でもよくある願望らしいです。これを聞いて私が純粋に疑問に思うのは、専業主婦になりたいと思ってるひとたちは、専業主婦とはどういうお仕事だと思っているのだろう?ということです。…

「いまどきの孫育て」を切り口に、3回にわたって考えてきたけれど。

前回記事にて、家事などの不払い労働に従事せざるをえない状況に追い込まれたくなければ稼ぐべきだ、という話を書きました。これは事実なのかもしれませんが、個人的にはあまり納得がいきません。第1に、家事や育児や介護などは、人が生きていく上で必要と…

家事しないためにはお金を稼ぐべき?

前回、前々回と、いまどきの「孫育て」ができる祖父母とはどのようなひとたちか、そしてそのような余裕のある祖父母世代は次第に減っていくのではないかということを書きました。では、余裕のある祖父母世代がいなくなったそのとき、育児は誰が担うのでしょ…

いまどきの孫育てが意味するもの。

前回記事では、孫育てできる祖父母とはどういった人たちなのか、そして、孫育てできる余裕のある祖父母が今後減っていくのではないか、ということを書きました。これを読んで、あれ?と思った方、いるはずです。昔の方が三世代同居は一般的であり、祖父母が…

孫育てできる祖父母世代とはどのような人たちなのか?

現代の子育て、とくに共働き家庭やシングル家庭の子育てにおいては、「実家など、頼れるものは頼って」子育てするのが当たり前、とされているような気がします。その証拠に、「育休とか時短とかとって会社に甘えるな」とか言う話は聞きますが、「いい年して…

子育ての精神的メリットが強調されることのメリットを考えてみよう。

前々回、前回と、「『子育て』という経験に過剰に意味を与えてしまうのだが、それは、子育て経験によって得られるものとしては実利的なメリットがあまりなく精神的なメリットに偏っているからではないか」、そして、「そのように精神的なメリットが強調され…

子育ての精神的メリットが強調されすぎな気がするんですが。

前回の続きです。現代の子育ては、物理的なデメリットが結構が多いのだが、一方で、精神的なメリット面が妙に強調されているのではないか?ということを書きました。引き換えにするものが多い分、精神的な価値(ていうか、メリットっっぽいものってそのくら…

子育て経験を過剰に意味づけしてしまうような気がするの。

タイトルのようなことを、自分に対して、最近ちょっと思っています。 いまどき、家の跡取りとして子どもを育ててるわけでもなく、将来介護してもらうことをあてにしてるわけでもありません。けれど、子どもがいると自分の時間はなくなるし(究極の暇つぶし!…