仕事やめちゃおうかな、と思ってるあなたに。

私が仕事続けててよかったなと思うこと。
1 経済的に楽
子どもが生まれたばかりの頃はあまり感じませんが、今後かかるお金、ということを考えると、将来に渡って父親一人で家計を支えていくのはなかなか難しいのではないかと思います。
子どもが小さいうちは育児に専念して手がかからなくなってから再就職、というのは、そんなに簡単なことではありませんし、再就職できたとしても、それが、出産前と同じまたはそれ以上の収入を得ることができる仕事である可能性は低いのではないでしょうか。
そもそも、保育園に入れないと仕事ができませんが、現状、待機児童が発生しているような地域において保育園に入れるのは、すでにフルタイムで仕事をしている人のみ、と言っても言い過ぎではないでしょう。
では学校や幼稚園に入ってからではどうかというと、ブランクが長いことが響く恐れがあります。
在宅で仕事、というのも簡単なことではありません。子どもをみながら仕事をするというのはほぼ不可能でしょうから、仕事をする時間を捻出する大変さは、外で仕事をすること以上かもしれません。

2 夫の育児参加が得やすい
共働きの場合、母親がすべての家事育児をするということはなかなか難しいので、父親が否応なく巻き込まれ、結果として育児も楽しくなるのではないでしょうか。
例えば、保育園の送迎。長男の保育園では、朝の送りはパパというご家庭の方が多いのではないかと思うくらい、父親の姿を多く見かけます。
こうして保育園に日常的に出入りしていると、先生や友達、そのパパママの顔も覚えるし、保育園がどんなところか、何をしているのかということもなんとなくわかるようになります。
すると、子どもが「今日、保育園で、○○ちゃんと何をして遊んだ」とかいう話を聞くことひとつとっても、○○ちゃんの顔などを思い浮かべながら話を聞けるわけで、子どもとの話題も増えるのではないでしょうか。

3 保育園に育児を助けてもらえる
幼稚園に入るまでの3年とか4年を全く一人で育児をしている専業主婦の方たちを、私は深く尊敬しています。本当にすごいと思います。
保育園に行っていると、お昼とおやつにバランスのとれたおいしい給食を食べさせてくれ、外遊びにも連れて行ってくれ、工作や水遊びやどろんこ遊びもさせてくれます。
これを自分一人でやれと言われても、私にはできない。

4 自分の時間が意外とある
小さい子を育てていると、どこに行くのもこどもと一緒で、自分一人で行動するということがほとんどできません。
仕事をしていると、忙しいは忙しいですが、例えば昼休みに走ってドラッグストアに行って化粧品買うとか、行き帰りの電車の中で本を読むとか、そういうこともできます。
そういう意味では、仕事をしている時間も自分のための時間だと私は思ってます。


とこんなことを書いていて、二度目の育児休業から復帰しようとしている私ですが、一人目の育児休業中は、仕事やめちゃおうかな、と考えていました。
それほど仕事に思い入れがあったわけでもなく、そして、育児がとても楽しかったからです。

が、無理ではないかと思いつつ入園申し込みをしたところ、家から一番近い、見学して一番気に入った保育園に入園することができました。
長男は3月生まれでしたが、その園には0歳児クラスがなかったために、1歳児クラスの枠が多かったのです。

入れたからには復帰しないわけにもいかず、やってみてだめだったら辞めればいいやと思ってやってみたら、長男は思いの外病気もせず、なにより保育園の生活がとても楽しそうでした。


なので、子どもうまれて仕事どうしよう、と悩んでる人がいたら、辞めるのはいつでもできるから、続けるという選択肢があるのであればやってみれば、と、言うな、私なら。

それは、やってみれば、と言ってくれた夫に、私自身がとても感謝しているからです。