ママの「なんか忙しい!」をなんとかするために。

1 テレビを消してみる
テレビがついてるとどうしても見てしまいます。大人がそうなんだから子どもは尚更。
なんとなくつけてるだけなら、とりあえず消してみるとか。

2 買い物をやめてみる
買い物って、ちょっとだけと思ってても案外時間かかるのですよね。毎日毎日買い物しなくてすませる方法を考えてみるとか。

3 自分だけで抱え込まない
家事は限りなくあります。だからって、睡眠時間削って何とかしようとするのは、解決策としてどうなんでしょう。徹夜で頑張った俺偉い的な長時間労働自慢するひとと、やってること同じじゃないですかね、それじゃ。
それに、自分が体調を崩すのもかなり痛いです。(私は長男のときの復帰1年目に自分の体調不良で相当休みました。。)
そうすると、サービスレベルを落とす(手抜きする)か、アウトソーシングする(自分以外の誰かに頼む)かの2択です。前者には限界がありますから、後者をとるとすると、まず考えられるのは夫です。

そんなこと言っても、夫も忙しいしなかなか協力してくれなくて・・・というのも分かりますが、これにもコツはあると思います。


(1)はっきりお願いする
「気づいてくれるはず」というのを期待してもだめです。期待してやってくれなくてがっかりしたり、気づいてくれない!とあとで爆発するくらいだったら、はじめから明確にお願いしたほうがいいです。
仕事でも、近くに忙しそうにしている人がいても、何も言ってくれなったら手助けしにくいけれど、具体的に仕事を振ってくれれば助けやすいですよね。

(2)具体的にお願いする
せっかくやってくれたことに対してあとから文句を言わないですむように、何をどうしてほしいのかなるべく具体的にお願いします。
ですが、最終的には結果さえそこに到達していればいいのですから、やり方はお任せしたほうがいいのではないかと思います。自分と同じやり方でやってもらう、ということにはこだわらないで。

(3)必要な作業全てを提示してみる
例えば、明日の朝までにあと5つやらなければならないことがあったとして、そのうちの2つだけを示されると、そのくらいだったら明日の朝やればいいや、とか、そのくらいなんでできないんだろう、思うかもしれません。
5つ全部を提示して、そのうちの2つだけをお願いしたい、と言えば、そんなに沢山あるんだったら絶対やらないといけないよな、とか、じゃあ3つやっとくか、と思ってくれるかもしれません。
これとこれとやらないといけないんだけどどっちやりたい?と選択肢をつくるのもいいかもしれませんね。

(4)やらなければいけない状況を作る
例えば保育園の送り迎え。最初から自分だけがやるという制約付きで考えないで、朝は夫にお願いする前提で自分の出勤時間を早めてみたりしてはどうでしょう。私が送って行っていると遅刻しちゃうのよ、という状況になれば、夫もやらざるを得なくなり、やりはじめると意外と楽しくなってきたりするかもしれません。我が家はこのパターン。

(5)得意なことをお願いする
あまり自覚してないだけで、実は夫にすっかりお任せしてることが自分にもあるかもしれません。お互い様、という部分もありますから、やってくれないことばかりに着目するのではなくて、夫には夫の得意なことをやってもらって、それに満足する、というのも大事かも。

4 いまだけ、と割り切る
長男のときのことを思い出すと、うまれてすぐの1年と、1歳になってすぐ復帰してからの最初の1年は本当に大変だったけれど、2才半位になって自分ひとりで遊べるようになってきてからは急速に楽になった覚えがあります。
また、次男がうまれたときも、子どもが2人という状況に親が慣れ、弟がいることに長男が慣れるのにやっぱり1年くらいはかかりました。(そして今、復帰1年目のばたばたを再度味わっております。)

お子さんうまれたばかりの方、復帰したての方は、もうほんとに大変だし、夫とはけんかばっかりだし、こんなのがずっと続くなんて無理・・・とめげそうになるかもしれませんが、まあだまされたと思って1年がんばってみてはどうでしょう。たぶん1年後には、想像もつかなかったほど楽になっています。
今は食事も手抜きで、家も散らかっていたとしても、楽になってきたらもうちょっとちゃんとできるはず。

それに、きれいで片付いた家にいるよりも、子どもがいてごちゃごちゃした家が幸せだと思ったのはそもそも自分自身。
「散らかる」というのは、しあわせの形。これ、ももせいづみさんのおことばなんですが、私、大好きです。


それと同時に、夫とは、歩み寄り、話し合う努力を続ける必要があるかな、と思います。たとえすぐには解決しなくても。
長い年月が経って振り返ってみて不満ばかりが残るのではかなしいですし。
最初からうまくいくなんてことはありませんから、なんだかすれちがってしまっているように思えても、あきらめずに話し合うことは必要なんじゃないかなー。もちろん、そもそも話し合いができない相手では困りますけれど。
と、このあたりは自戒をこめて。